M&A
競争環境を作る
2022.03.08
モノの価格の決定には、一般的に需要と供給のバランスが大きく影響します。
需要が多ければ、それだけモノの価格は高くなります。
M&Aにおいても、それは同じです。
売り手は競争環境を作ることで、
より有利に交渉を進めることが可能となり、
希望する条件での売却も実現しやすくなります。
一方で、広く買い手を募る場合には、当然、情報漏洩のリスクが高まります。
競争環境を醸成しつつ、
情報漏洩リスクにも配慮するためには、
優先度の高い買い手候補企業数社に限定して
情報を開示する、『限定オークション形式』が有力な選択肢となります。
大手仲介会社では、買い手候補企業から着手金を取るケースがありますが、
着手金を支払った買い手候補企業に、
十分な検討機会を与える必要があるため、売り手にとって必要な競争環境が作られません。
買い手が1社検討して、ダメならまた別の1社が検討するといった進行になるため、
売却プロセスも長期化するリスクがあります。
理想的な競争環境で売却活動を行うために
売り手にとって理想の競争環境を演出する
専属M&Aエージェントを活用すべきでしょう。